TAILOR TOYO×PEANUTS×ROGUES コラボスカジャン
【スカジャンの魅力を徹底解説】
今再び注目を集めているスカジャン
ろーぐすでも2019年に、 日本を代表するスカジャンブランド「テーラー東洋」と
コラボレートした製品を発売しています。
今回は歴史あるスカジャンの魅力と、 スカジャンを現代まで継承し続けてきた
「テーラー東洋」についてご紹介いたします。
戦後当時米軍の土産品として作られたのがきっかけ
1940年代、戦後の日本に駐在していたアメリカ兵の土産品として、ベースボールジャケットを模したジャケットに鷹・虎・龍などの柄や彼らの所属部隊のエンブレムを刺繍し販売していたのがスカジャンの起源。当時の伝票には「SOUVENIR JACKET」(SOUVENIR=お土産)と記されていました。
戦後で物資不足だった当時はシルクに似た化学繊維「アセテート」と呼ばれる生地を使用していました。
精巧で色鮮やかな刺繍が施されたスカジャンは米兵の間で瞬く間に話題となり、銀座の露店街に並べられるとすぐに売れてしまうほどの人気ぶりでした。
その人気がPX(Post Exchange、米軍基地内の売店)の目に留まり、銀座だけでなく日本各地の米軍基地で正式に取り扱われました。
さらには海外の米軍基地にまで広がり、一躍人気の日本製品となったのです。
東洋エンタープライズの前身である「港商(港商商会)」は生地などの輸出入を行っていて、1950年代のスーベニアジャケット全盛期には95%の納入シェアを占めていました。
「スカジャン」と呼ばれる理由
発端はアメリカ兵向けの記念品でしたが、1970年代以降は日本の若者の間でも
流行しました。主に横須賀基地周辺で販売されていたことから「スカジャン」と呼ばれたことが始まりです。
他に類を見ない東洋エンタープライズのスカジャン製造技術